ひっそりと、でも膨大に存在するアダルトグッズの数々。
職人気質の技術大国が誇る大人のおもちゃ達はいつ頃生まれどうやって広まったのか。
昔のオナホールを覗いてみよう。

近年急成長を遂げたオナホール業界


やあ玉ちゃん、充実したオナニーライフを送ってるかい?

充実感ハンパ無い毎日を送ってるよ。
これだけオナホールがたくさんある時代に生まれて本当によかった。

本当に、オナホール業界は一気に発展したよな。
15年くらい前まではスポンジに突っ込んでる程度の物しか無かったからな。

オナホールの代名詞みたいに使われるTENGAって言葉も、ここ数年で一気に広まったしな。
それにしてもスポンジにって、それは気持ち良いのか…?

痛いゼ。
ローションを大量に使ってしっかり吸い込ませて柔らかくしないと、ペニスがおろし器にこすり付けられるような拷問にあうゼ。
ネイマールよりも派手に痛がることになるゼ。

それは容易に想像できる。
ネイマールは本当に痛いのか怪しいけど。
むしろあのパフォーマンスが痛いけど。
しかし当時はそれしか選択肢がなかったにしても、勇気が必要だな。
勇気を求められるオナニーとかハードルが高すぎる。

でもローションべっちゃりにすれば何とか使えなくもないからマシだゼ。
もっと昔はさらに酷かったみたいだゼ。


オナホールの原点は江戸時代


もっと昔って、オナホールっていつから存在してるんだ?

江戸時代に生まれたって説があるゼ。
江戸時代と言えばエロい娯楽が爆発的に広まった時代だと言われてる。
全国的に戦が終わって、人々の心に平穏が訪れた頃だな。

エロが発展したのは人の心に余裕が生まれた証拠かな。
って、そんな昔からあるのか?

うん。
でも当時のオナホールは、今の物とは比べ物にならない程質は悪かったみたいだゼ。

昔のアダルトグッズ
【江戸時代の性の指南書『枕文庫』(渓斎英泉 画)】

当時のアダルトグッズの絵だゼ。
右下の、いかにもそれっぽい形をしたやつが当時のオナホールだゼ。
当時はオナホールじゃなくて「吾妻形(あづまがた)」って呼んでたみたいだゼ。
ビロード製だったみたいだから、伸縮性は期待出来ないけどツルツルはしてたんじゃないか?
通和散」って言う、今でいうローションも江戸時代には使われてたみたいだから、オナホールとしての考え方は江戸時代から基本的には変わらないってことだな。

江戸時代の人間ハンパ無いな!
日本人は昔っから変態なんだな、良い意味で。

世界に誇れる先人達だよな。
HENTAIワールドカップがあったら断トツの優勝候補じゃないか?
ちなみに通和散は男色の為のアナルローションが主な用途ってんだから、現代の感覚だとなかなか尖がった製品だゼ。

昔は男色も嗜みだったみたいだから、当たり前のように受け入れられてたのかもしれないな。

その辺のアレコレはまた今度じっくり話すゼ。

この性に対しての貪欲さが今の日本人の土台を形成してるわけだ。
「あの親にしてこの子あり」が連綿と続いてきた結果が今なら、納得せざるを得ないか…。

オナホール以外にも、江戸時代にはいろんなアダルトグッズがあったみたいだゼ。


江戸時代はアダルトグッズ黎明期


オナホールの他にはどんなアダルトグッズがあったんだ?

昔のアダルトグッズ
【江戸時代の性の指南書『枕文庫』(渓斎英泉 画)】

左ページの「張形」は見たまま、ディルドだゼ。
女性用オナニーアイテムの代表格だな。
日本で確認されてる一番古い物では、飛鳥時代に遣唐使が持ち帰った中にあったらしいゼ。
江戸時代は大奥で大人気だったみたいだゼ。

その左の「同両首」は双頭ディルドだゼ。
レズ行為も江戸時代には玩具が出来る程度には認識されてたってことだ。
こいつらは形も今とさほど変わらないよな。
もっとも材質は今とは全然違うけどな。
まあ、ペニスの形なんて昔からそう変わらないってことだよな。

ディルドの歴史深すぎだろ…。

右ページの「久志理」は指サック型のミニディルド、「琳の輪」と「肥後ずいき」はペニスに巻き付けて凹凸を作る玩具だな。
どれもこれもほぼ同じ形で現代にしっかり受け継がれてるな。

今でも形状に大きな手が加えられない程、当時から考え洗練されてるってわけだ。
そんなのアダルトグッズと傘くらいじゃないか?
江戸時代の人間の熱意には頭が下がるな。

さらに、コンドームもあったんだゼ。

コンドーム
【江戸時代のコンドーム 茎袋(きょうたい)『閨中女悦笑道具』より】

使い方がそのまま名前に反映されてるゼ。
動物の皮で出来てたらしい。
避妊具として機能するのかも、気持ち良さがどれだけ維持されるのかも謎だゼ。
ちなみに元々はオランダから渡ってきた物らしいゼ。
これから現代のコンドームまで磨き上げた日本人のエロに対する探求心がハンパないゼ。

今ではこれが0.01mmだからな。
やっぱりエロが科学を牽引していくんだな。

本当に今の時代に感謝だゼ。
最後にこんなのまであるゼ。

yotsumeya_m

「長命丸」、当時のバイアグラのような物の広告だゼ。
こちらもコンドームと一緒でオランダ(阿蘭陀)から渡ってきたっぽいゼ。
しかも秘法だゼ。何かアヤシイ気がするゼ。

それはまた勇気がいる薬だな…。
当時の医学を考えると勃つか死ぬかくらいのデンジャラスメディスンな予感だ。

他にも避妊薬や堕胎薬なんてさらに怪しげなブツや不安しか残らない民間療法もあるけど、これもまたの機会に触れるゼ。


アダルトグッズは大人の嗜み


オナホールやアダルトグッズについて、軽く「楽しいおもちゃ」として考えてたけど、まさかの深い歴史があったんだな…。

そう、だからこそ俺達も先人達に負けないように、オナホールを嗜み、アダルトグッズを楽しまなきゃいけないんだゼ。
そして新しいエロ大国の歴史を作り出すんだゼ。
HENTAIの火を消さないために。

恰好良さそうこと言ってるけど、テーマがテーマだからなぁ…。
何だかんだ言っても結局のところ、今気持ち良ければ満足。

否定できない。