muchi人間誰しも表の顔と裏の顔があるものです。
特に「よく○○って言われるけど、ベッドの上では~」なんてギャップを演出する人もいたりします。
ではそもそもSとかMってなんなんでしょう?

サドもマゾも元々は小説家の名前


この前ピン●ロ行ってきたんだけどさ。

玉ちゃんがいつにも増して唐突だゼ。

ずっとされるがままにしてたら、「Mですか~?」って聞かれたんだよ。
よくわからなかったから「Mだよ~」って言っておいたんだけどさ。
SとかMって何だ?

サドかマゾか、攻めるの好きか攻められるの好きかってことじゃないか?

いや、勿論それはわかってるんだけどな。
サドとかマゾとかどこから生まれた言葉なんだろってな。

何でそんな難しい事気になったんだ?

一通り終えて賢者タイム入った時にふっとね…。

あぁ、わからないでもないゼ…。

あー、誰か詳しい人居ないかなー

わざとらしい呼び方やめてください。
ちゃんと説明しますから。

きたきた。

攻めるのが好きな人は「サディスト」、攻められるのが好きな人は「マゾヒスト」ってよく言われますけど、 この「サド」と「マゾ」、実は両方とも元々小説家の名前なんです。
彼らの作品の内容の特異さから、その作品内容に近い性癖の人たちのことをそれぞれ「サディスト」「マゾヒスト」と呼ぶようになりました。


暴力的な描写が多いマルキ・ド・サド


まずはサドから行きましょう。

サド
サドの語源は小説家「マルキ・ド・サド」から。
1740年~1814年、フランス出身の貴族です。
彼の小説は暴力的な性描写が多く、道徳・宗教・法律など意に介さず、自由と肉体的快楽を追求することを原則としています。
愛人に娘を凌辱された上に殺される母が、それを見ながら最高のオナニーを楽しむとか、ちょっと理解しがたい世界感です。
小説の世界だけではなく、現実の世界でも虐待と放蕩を繰り返し、何度も事件を起こすような人物でした。
監獄に入れられたり精神病院に入れられたり、手が付けられなかったようです。
実は彼の作品のほとんどは獄中で書かれたものだとか。
そんな彼の事件遍歴は、レイプ、乱交、危険ドラッグ、毒殺未遂、肛門性交と狂人の域。
現代日本でのちょっとやそっとのサドなんて、マルキ・ド・サドからみたら児戯に見えるかもしれませんね。

本家サド、エグいゼ…。


痛いのが気持ち良いを地で行くマゾッホ


お次はマゾの本家、マゾッホさんですね。

どこぞのマンガで聞いたような名前だな…。

残念ながら魔法使いじゃなくて小説家です。

マゾ
「レーオポルト・フォン・ザッハー=マゾッホ」さん。
オーストリアの貴族です。
1836年生まれの1895年没なので、サドさんよりちょっと後輩ですね。
彼の一部作品の特徴は、精神的、肉体的な苦痛に快楽を感じるというものでした。
これがもとで、ある精神科医の本でマゾヒズムという言葉が生まれたんですね。
作品はマゾっぽい雰囲気のマゾッホさん。
現実ではというと、やっぱりマゾ。
情婦や結婚相手と奴隷契約を結び、彼女の願望と命令を全て叶える、と隷従したりしたそうです。

こちらも変態だけど、まだ平和的な気がする…。


サドとマゾは共存する


では、竿ちゃんと玉ちゃんはサド・マゾどちらですか?

ん~、サドのようでもあるしマゾのようでもあるし…

一見正反対のようで、性格もどちらかに分かれそうに見えますが、実はサドとマゾは対立しません。
哲学者ジル・ドゥルーズが著書の中で語ったことです。
実際、どちらの感情も抱けるという心当たりは誰しもあると思います。

たしかに相手によったりもするけど、どっちの感情もある程度理解できるゼ。

せっかく両方の性質を持ってるんですから、両方楽しまなきゃ損だと思います。
世の中にはそういう遊びが出来る場所もちゃんと準備されてます。
自分はどっちだって決めつけずに、SM両方の立場で遊んでみませんか?